スタジオ品質のパフォーマンス、強力なトーンシェーピングEQ、堅固な信頼性を備えているPara DIは、世界中の無数のミュージシャンにとって不可欠なステージツールとなっています。このロードワーシーボックスは、ステージを手間のかかるものにして、どんなアコースティックピックアップでも、より複雑で複雑なサウンドにすることができます。 Para DIは、パッシブまたはアクティブピックアップ用のチューニング可能なミッドレンジおよびノッチの可変ゲインコントロールを備えた5バンドEQと、ボードへの素朴な信号用の高品質DI出力を備えています。
(パッシブ/アクティブタイプピックアップのゲイン設定)
Para Acoustic D.I. は当社のみならず他社メーカーのセラミックアコースティック用ピックアップに合った" 7dB" ゲインに設定し出荷されていますが、アウトプットレベルの低いピックアップの場合でも基本となるゲインが調整できる様に調整用トリム(プリセットボリューム)を設けています。
Para Acoustic D.I.のインプットは非常にローノイズの設計となっています。調整時にはこのトリムでギター音に歪みがないレベルで上げるとギターアンプやミキサー側のボリュームを余り上げる必要が無くなり、アンプ側からのヒスノイズ(シューっと言う音)が大幅に改善されます。最大値は18dBです。
(5 Band EQ with tunable notch and midrange bands)
5つのつまみは全てEQの役割になります。Lowは85Hzをポイントとした低域コントロール。Notchはアコースティックギターでフィードバックが起きやすい帯域の周波数帯になり、ギター全体がブーミングサウンドとなっている時にその問題となっている周波数帯域をカットする時に使用します。セットするには、まず"NOTCH"ノブを『+』側の最後まで回します。そして" A D G B " と表示されているノブを回しながらフィードバックやブーミングサウンドが一番大きいポイントに合わします。ポイントが決まったら後は"NOTCH" ノブを『 - 』方向に絞り込みます。MIDコントロールは400Hzから1.6kHzまでの周波数帯域を調整します。多くのアコースティックギターはアンプを通した時に1kHz あたりの帯域が出すぎる為 "A" のポイントでややカット(3 ~6 dB)すると有効です。PRES(プレゼンス)は5kHzの帯域になります。P.A. のホーンスピーカーがきつく強調された音の時はややカットまた逆に鳴りが弱いまたはぼやけている時はブーストします。TREB(トレブル)10kHzの帯域で“エアー感”または凍り付くような高域をコントロールします。
(Phase inversion for best sound and feedback control)
INVERTスイッチは、モニターなど外部機器との兼ね合いで起きるフィードバックの位相を反転させベストな音を出力します。アンプやミキサー等との位相を合わせることにより太くナチュラルな音が出ます。